今回のトップ練習会の総評ですが。
できるだけ、何をすれば目標達成出来るのか?
という事に着目して行いましたので、保護者の方にも
理解して頂きやすいように見える所でデモを行いました。
特に肩甲骨廻りの可動範囲について
キョウヘイと若林君にモデルになって貰ったが
2人の動きの違いが理解頂けただろうか?
※ 体をグングン回せば良いというものではない。
柔らかい稼働範囲を持つ事で悪い体制でも対応出来るのだ。
若林君は強靭な筋力があるので少々食い込まれても
筋力でカバー出来る力がある、しかしこの年代あたりから
急激に身体の可動範囲が固くなってくる。
若林君が特に肩甲骨廻りの可動範囲を拡張し柔らかく使えれば
その競技力は一気に開花するだろうと思う。
キョウヘイはストレッチなど怠らず頑張って来たジュニアだ。
あと、成長し体貫がしっかりし筋肉が付けば開花するだろう。。
ほぼ、全員に対して気になったのは
1. まだ、ボールへの入り方が甘い!特にバック側
2. 体貫がしっかりしていないジュニアが多い
3. 腰回りの動きが中心で上半身肩甲骨廻りの動きが少ない
技術はしっかり出来ているしオールラウンドにプレイできていると思う。
やはり、体をもっとしっかり作らないとせっかく学んだ技術も
使いこなせないで終わる事になるように思う。
まず、家でもテレビ見ながらお菓子を食べてる時間があれば
10分でも毎日ストレッチを行えばどうか?
「継続は力なり」地道な努力こそ難しいのだ。
今日の写真/セントクンからのDVD
セントクンもトレーニングを欠かさず行っている。
彼も奈良では3位で関西ジュニアに出場しているレベルだが
目標はジュニアでの成績ではない。
スクールに通っていいレッスンを受ければ上達する時代は
とっくの昔に終わっているのだ。
よく聞く「○○君に勝つ為の対策レッスン」や
「速いボールを打つ為のフォーム作り」など目先では
成果が出るかもしれないが、長いスパンで
自分のテニスを構築してほしいと望んでいる。
今日は雨でレッスン中止だが彼のトレーニングの様子の
DVDを持って来てくれた。
※このような報告が次のレッスンの材料となるのである。
それを観てコーチからトレーナーへ意見を出して行く。
このようなコーチとトレーナーとの連携が大事で
闇雲にトレーニングしても結果には出ない事が多い。
よくあるフィールドテストの結果と実力が比例しないのも
その一つである。
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